2009-11-29

週末を台北で(3日目)

今日は、2匹とも別行動。たぬきは台北の秋葉原と言われている光華商場に行く(詳しくはRead Moreをクリック)。きつねはお土産を物色しに行くそうだ。15時にホテルで待ち合わせして、今回の旅行の目的の一つに火鍋の食べ放題に行く。



目当ての火鍋屋「天外天」は鍋はもちろん、ケーキとハーゲンダッツのアイスクリームもある。予約が必要というネットの書き込みもあったくらいだ。日曜日だったが、16時という時間帯の為か、客はそんなに居ない。一人500元は高いが、海老蟹などの高級食材もある(冷凍だが)。味は絶品というほどでもないが、具財(←わざとか?)が豊富だ。きつねは海老が好きなので一杯取ってきて食べていた。たぬきはハーゲンダッツのアイスクリームがお気に入りだ。ケーキの味は回転すしに出てくるケーキの味に似ている。制限時間が90分と思っていたので、出てしまったが、後で無制限と解り、ケーキを食べられなかったときつねにせめられた。大分混んできたので、会計に廻って、せきたてたらしい。お腹が一杯になったので、腹ごなしに中山駅まで歩く。中山駅から地下街に入り、台北駅の地下街を延々と歩いた。台北駅周辺の地下街は、日本で言うと秋葉原と中野ブロードウエイをたして2で割った様な雰囲気で、水晶みたいな石を売っている店、アニメのフィギアを売る店、電子パーツの店、メイドカフェや乙女カフェ?(たぬきが勝手に命名した)、なかなか面白い。


たぬきの日記

今から14年程前、Windows95が発売され、日付の変わる夜中に何が凄いのだが解らないがとにかく凄いとマイクロソフトのメディア戦略に騙された大勢の人達が列を作って、くすだまが割られてわれ先にとWindows95のソフトのパッケージを持ってレジに向かう人達の姿を繰り返しテレビで放送されていた。たぬきはこの頃これらの分野には詳しいほうだったので、「昨日並んでWindows95買ったんだけどこれでインターネットができるの?」とか「パソコン買いたいんだけどどの機種がお勧め?」だの「パソコン買ったんだけどどう使っていいか解らないから教えろ」いろいろな質問をされ、あげくのはてに「誰でも簡単に使えると言うから買ったんだけど全然使えないじゃないか!!」と食ってかかられた覚えがある。インターネットだのIT革命だの言葉が世間に氾濫し、秋葉原近辺にはDOS/Vショップなるパソコン関連の部品を売る店が、一部非合法や一流メーカーのコピー品を売る店も含めて大小雨後の竹の子様に開店した。この頃、パソコンの値段はまだ高く、新品や中古の部品を組み立ててパソコンを作り上げるという方法がはやった。自分の愛車を改造してパワーアップするカーマニアと同じ様に、パソコンのCPUを交換したり、ロジックボードのジャンパースイッチをいじって処理速度を上げるマニアなんかも居て、これらの部品を扱うショップも繁盛していたものだ。
今では中国製の部品が主流になっている昨今の半導体業界であるが、現在は半導体不況の真っ只中、安い中国製品が市場に溢れ飽和状態。世界一を誇った日本国内の半導体業界は淘汰され、つわものどもが夢の後。秋葉原に多く存在したパソコンショップやその関連部品を扱う店は、一部を除いてほとんどは撤退や閉店に追い込まれ、今ではオタク関連商品やメイド喫茶なんかになって以前の面影は無いが、かつてはここ台湾でパソコンの備品を安く仕入れて日本で売り大もうけした人も多数現れた。かって日本中を恐怖に陥れたオ×ムという宗教団体もここ台湾が仕入先だったそうだ。この方法でかなりの活動資金を調達していたと聞く。この団体が運営していたショップに行った事があるが、確かに安かった。ただここで売られているパーツやパソコンは電源を入れると芋虫のような団体の教祖がディスプレイに表示されるとか、パーツには全てウイルスが仕込まれているとか噂があって買う気にはなれなかったが、単なる噂だったそうだ。

どうでもよい前置きが長くなったが、台湾に来たら必ず、台北の秋葉原と呼ばれる光華商場に寄ることにしている。日本より安いもの、日本では売られていない、もしくは日本で買うとレアすぎて高いものなど、できれば買って帰りたかったが、きつねに内緒で購入するのは難しい、今回は荷物も一つだしすぐばれる。世界のパソコンの主基盤(ロジックボード)の供給先はここ台湾である、ASUSやBIOSTERをはじめ世界に名だたるメーカーが存在する。秋葉原で売られているショップの値段と比べると、新製品はほぼ同額、1年程前の製品は約1〜2割程度は安い、ただ日本のショップも不定期で在庫セールをやるので、全体的にあまり変わらないかもしれない。DRAM類は2割程度台湾の方が安い。この近辺を歩いていると、インクジェットプリンターのインクの詰換えサービスをしている店が目立つ、大体パソコンショップの前の道端にまるでタバコでも売るかのように存在している、ここに空になったカートリッジを持って行ってインクをつめてもらうそうだ、ちなみにEPSONのプリンターMP750の黒のインクカートリッジの一回分の詰替えの金額は手数料込みで50元(135円)らしい。その他100MLのボトルに入ったインクも売られており値段は150元(415円)。日本で売られているダイソーのインクより安いし、しかも写真印刷に使われている高価な染料インクだ。4本セットだと500元になるそうだ。インクジェットプリンターは本体価格が安い代わりにインク代で儲けているとよく聞く、メーカー純正品以外のものを使って故障しても保障しないらしい。今年我が家で購入したCanonMP480は激安の5980円コピーやスキャナー機能も付いている、しかしインクが切れて純正品を買うと値段は黒とカラーのものを合わせて5000円近くする、プリンターの値段とそんなに変わらないくなるのだ。

数年前アメリカでインクジェット式プリンターのインク供給システムなるものがひそかに開発されたそうだ。開発されたと言っても構造はとても単純、仕組みはこうだ(写真を参照)、プリンタに取り付けてあるインクカートリッジに外付けの大容量のインクから細い管を取り付けインクを供給し続けることによって、高価なインクカートリッジを交換することなく印刷し続けることが出きるというものだ。日本ではあまりお目にかかったことは無いが、中国や台湾や東南アジアでは見かけることはある。ただし、2年程前EPSON台湾がこのシステムの販売停止を裁判所に訴えを起こしこのシステムの販売を禁止しする仮処分が下されたいうニュースを見たことがある。ここ光華商場の店舗で売られているものは、新品のプリンターにあらかじめ供給システム取り付けられた状態で売られている、こうすることにより、「ちゃんとプリンターを販売してるよ、供給システムはあくまでも付属品だよ」、といういい訳が通るのかもしれないと勝手にたぬきは想像してしまった。値段を聞いてみると、同じ機種で通常売られているプリンターが2000元とすると、供給システム取り付けの済みのプリンターは2800元(インク込み)。これらの販売されているプリンターはEPSON製の6色インクのものが多い、ただこのインク供給システムはプリンターヘッド一体型のカートリッジにも対応しているらしく、一部CANON製の複合機も売られている。我が家で今年買ったプリンターにも取り付けが可能ということか?、だけどこんなものつけたらおそらくメーカー保証はなくなるのだと思うけど、買っていく人をよく見かける。このプリンターを販売している店員に聞いてみると、個人より会社の事務所などで使う目的で買っていく人が多いそうだ、印刷部数が多いビジネスユースならレーザープリンターよりこちらのほうがランニングコストは低くなるだろう。きつねと土産物屋に言った時事務室らしきところにこの様なプリンターが置かれているのを見た。最近のプリンターカートレッジはインクの詰め替え防止の為のチップが付属されており、インクが無くなり詰め替えても空のままという情報を持たせる機能がある。ただこのチップの情報をリセットできるツールがすでに売られている、もちろん日本でも。台湾ではチップ自体を売っている店もあるらしく、簡単に付け替えることが出来るらしい。日本円で8000円弱だし欲しいし使ってみたい気持ちに駆られたが、こんなものかついで日本に帰りたくないいし、きつねに何言われるか解らない。
posted at 22:37:00 on 2009-11-29 by tanuki - Category: Taiwan

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